
金原 永知
KANEHARA EIJI
メカニカルデザイン/2020年入社
PROFILE
高校卒業後から機械設計に携わりキャリアを重ねる。産業機器メーカーで勤務後、2020年に『Nodecraft』へ転職。部品の組立や改良作業を経て、現在は装置全体の設計を担当。性能を重視するだけでなく、ユーザー目線に立つなど、使用する“人”に焦点を当てた設計業務を行っている。
インタビュー
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#01
人の役に立ちたい、誰かの喜ぶ顔が見たい。その想いを実現するために、『Nodecraft』へ転職しました。
前職は産業機器メーカーで設計業務をしていました。高校卒業後から十数年間務めた会社だったので、仕事の楽しさはもちろん居心地の良さを感じていたのも事実です。ですが、キャリアを重ねるに連れて、設計を通して誰かの役に立ちたいと思ったことや、お客様の喜ぶ顔が見られる環境で働きたいと感じるようになり、転職を視野に入れ始めました。そんなとき、『Nodecraft』と出会ったのです。FA機器という労働力不足の解決に直結した製品を扱うため、社会や働く人の役に立てると確信したのはもちろん、会社訪問をした際に感じた社内の雰囲気にも申し分なかったので、思い切って飛び込むことにしました。当社で扱う製品を知るため、最初は部品の組立作業からスタート。徐々に、お客様のもとへ納めた装置の改良を行うなど、業務の幅を広げていき、現在は装置全体の設計を担当できるようになりました。
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#02
性能だけではなく、使い勝手を意識した設計を心がけています。
前職と同じ設計の仕事が中心になったものの、産業機械からFA機器に対象が変わり、覚えなければならないことも大幅に増えました。特に、装置に使用される部品や部材に関しては、当社ではじめて目にするものも多く、協力会社様に製造を依頼するにおいても、何を請求すればいいのかと疑問を覚えることも少なくありません。だからこそ、普段からカタログを見たり、先輩社員へ質問をして学びを得ることは続けるようにしています。そうした基本的な知識の習得はもちろん、設計に関して言うと、前職からの心がけでもある、ユーザーの使い勝手は常に意識するようにしています。装置を動かすときに作業スタッフへ負荷がかからないか、機械そのものの完成度だけに目を向けるのではなく、“人”が使うということや快適に使用できるかに重きを置くなど、相手の目線に立って作業を進めることは忘れないようにしています。
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#03
優れた技術だけじゃない。お客様のご要望にお応えするには、周囲との連携や関わり合いも必要です。
当社へ入社し、自分自身の変化も感じています。入社時の手厚いサポートはもちろん、一人で作業をしていれば声をかけてもらうなど、今もスタッフから気にかけてもらえることが多いため、先輩や同僚たちの支えになりたいと自然に思うようになりました。少数精鋭という環境であることや、自身の手が空けば積極的に他の作業を手伝うなど、スタッフみんながチームプレーを重視しているのも大きいのかもしれません。お客様に心から納得していただく製品を届けるためには、技術力だけでなく、周囲との協力体制や信頼関係も必要不可欠であると、改めて当社で教わったように感じます。今は、設計業務をスムーズに進めるためにも、知識の幅を広げることが最優先です。そのために先輩を頼ることもありますが、1日も早く、お客様をはじめ一緒に働くスタッフからも、私になら安心して作業を任せられると思っていただける存在になれるよう、これからもスキルアップを重ねていきたいと思っています。