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エピソード

弊社が取り組んでいる知的資産経営の報告書から
創業当時にあった、実際のエピソードをご紹介させて頂きます。

創業当初、大手食品メーカー様から自動化の引き合いを頂きました。
引き合い段階ではホームセンターで買ってきたプラスチックダンボールを切り貼りして実際に製品を流すテストをし、動画に撮って客先への報告を繰り返しました。動画での報告に説得力もありもあり、無名だった当社ですが受注する事が出来ました。
この受注は社運がかかった案件です。当然、資金繰りも苦しい中、2名の協力会社様へ応援を依頼することになりました。
2名とも古くからお付き合いがありノードクラフトの成り立ちや法人化してからの状況も絶えず気にかけてくれた方々で、今回の受注にいたるまでの状況を説明しただけで「社運がかかっている案件」だと深く理解していただき、快く協力していただきました。
すべてが初挑戦の機械であった為に、組立段階で部品の手直し、設計変更などさまざまな問題があった中、社内で手直しが困難な部品があっても、協力会社様が自分の知り合いの会社を訪ねてまで、対応して頂く事もありました。
電気配線が終わり、制御プログラムを入れて1つづつ動作を確認し、機械を自動で動かすと通常は機械調整が必要になるのですが、まったく調整が必要ない状態で機械が自動で動き、その機械はそのまま完成しました。
それは状況を深く理解した協力会社様の計らいで、組立段階ですべての動作確認が終わっていたからでした。
自動運転で機械の調整が必要ないケースは初めてで、本来なら機械の組立応援は図面どおりに機械を組み立てることだけが仕事なのに、組み立てながら調整までをする姿勢に感銘を受けてしまい、改めて協力会社様の当社に対する気持ちのありがたみを感じることになりました。

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